CXRONA IS DEAD PARTY

ライブが配信されています！

これは収録なので生ではないですが、めっちゃ良くなったと思います。

撮ったのは7月末で、撮った場所は調布CROSSです。

9/20(日)24:00まで視聴可能となっております。

 ↓こちらよりご購入できます！

アーカイブ 0906 SAGOSAID pre. "CXRONA IS DEAD PARTY"【電子チケット】qumomee.toos.co.jp

撮影 ともまつりかさん@tm_mt_
編集 イラミナくん @iraminaaaaaa
撮影場所 調布CROSS @ChofuCross pic.twitter.com/K7FkNbVF3S

— 𝖲‌𝖠‌𝖦‌𝖮‌𝖲‌𝖠‌𝖨‌𝖣 (@sagodayo) September 4, 2020

撮影はともまつりかさんとCROSSの高木さん、編集はイラミナくんにやってもらいました。

イラミナくんはこみゅにけいしょんのMV見たときからかわいい映像だな～と思っていたので関われてよかった！嬉しい。

ともまつさんもすごいいい人だった。

みんな良い人でありがたかった。

私は家でCORONA IS DEADのボックス？をよく光らせているんだけど、動画タイトルはそこからとってCORONA IS DEAD PARTYにしました。

コロナが収束した世界でパーティーしてる・・というイメージでクロスを飾り付けさせてもらいました。

出来上がった映像をみたら、コロナが収束して喜んでいる・・というよりは、コロナで世界が滅亡して最後のシェルターであるCROSSに集まって死ぬ前のパーティーをしているような哀愁がただよう映像になっていて逆によかったです。

ここからめっちゃ個人的な話しです〜〜〜

映像を撮るのは、自分ってどんな感じなんだろうっていうのを、嫌でも意識させられるので、実はちょっと苦手でもある。

えっでも今まで散々MVなどで露出してるじゃない…と思ったかもしれませんが、実は最初、she saidのときは自分が映るの嫌だな～と思いながらやっていた。

同じ作品づくりでも、漫画家とかイラストレーターだったら、自分が前に出なくても、作品さえあればなんとかなるのにな～いいな～と思っていた。

バンドってぜったい人前にでないといけないやつじゃないですか…それかマンウィズみたいに被り物するしかないし…

などなどそこのとこ深く思考しないまま普通に顔を名前を出してバンド活動をスタートしてしまっていた。

最初はまあぼんやりしていたものの、途中から結構その名前顔出しというプレッシャーでそこそこ病んでいた。

よりにもよってなんでバンドのボーカルやってんだ自分は…と後悔の日々。

できあがったMVを見ても、作品としては素晴らしいのになんで自分が出てんだよ…と思ってしまい、あまり見直すことができない…

MV作品としては素晴らしいのに、自分が好きじゃないなんて撮ってくれた人たちにも申し訳ないし、頑張って自分の姿かたちを好きになろうとしたけど、やっぱりどうしても自分のこと100%好きになるのできないなあと思っていた。

もうそんなこと言っても仕方ないし、「マジ自分最高！！」みたいな人は実際最高だし、（映画のアイ・フィール・プリティみたいな）自分でも「自分最高！！」みたいなポーズとってたらいつか本当に自分のこと好きになれると思って、頑張っていた。

そしてギャルになりてえ～～って言い続けたら本当にギャルになれると思っていた。

そんな感じで過ごしていたら感覚がめっちゃバグってしまい、アー写やらなんやらで突然露出したと思えば、その後「うわあまたインターネットに顔のせちゃったよ・・」（自分で載せているのだが…）と自己嫌悪に陥って、でも懲りずに「いや自分は最高だから！」と言い聞かせ、突然またネットに写真載せる、、という行為の繰り返しになった。

そのようなバグが言動にも出てしまい、突然半端ないミニスカートを履いたり、突然ものすごい馴れ馴れしい態度をとったりする。（映画のエイス・グレードの主人公の気持ちが痛いほどわかる）

いつまでも自己嫌悪にとらわれたくなかったし、いつかはどんな自分でも最高だって思える日が来ると信じ…！！！

結果としては、いろいろ頑張ったけど100%自分大好きになるのは無理だなって思った。

その代わりに、まあ60%くらいでいいかなと思うようになった。

100点満点なんて無理なので…とわかっただけでもよかった。

というか、自分のことを肯定しようとか自分のことを好きになろうという言説が世にあふれすぎていて、それに振り回されている感じが少なからずあったなと思った。

別に、自分のこと好きじゃなくても生きれるんだしよくね？？

（という結論にたどり着くと結果として「自分のことを好きじゃない自分を自分で肯定する」という状態になり自然と自分のことがちょっと好きになるというパラドックスが起こっている）

なので今回の撮影は、「私は自分に自信がねえ！」という自信をもって、「あまり長尺で顔を映さないでください」「ビデオ加工してください」「照明暗くしてください」という要望をだしてみた。

「自分に自信がない」ということを認めることによりはじめて自分に寄り添った要望を伝えることができた。

なんとなく今までは、あまり要望を出してはいけないと思っていた（撮影のプロに頼んでいるし、撮り方について素人が口を出さないほうがいいかなと思っていた。）

思い切っていろいろ頼んでみたらともまつさんが全部快く対応してくれて本当にありがたかった。

ライブ動画のボーカルは顔がいっぱい映るというのはもうさすがに理解しているので、自分との妥協点を探ってみた。

VHS加工はかわいくて好きだし、現代のカメラの高画質に絶対に私の心は耐えられないのでそれもありがたい。

そしてイラミナくんとともまつさんと高木さんの腕のすばらしさで、できあがったのが今回の映像です…！！！

めちゃくちゃいいと思います。

メンバーも全員いい感じ。

やっぱり自分のことをすごいいいなって思えるまでにはまだ時間がかかりそうだけど、いつもよりは全然好きかもしれないなと思った。

なんか自分のことしか話してないが、結局は自分が好きではない状態って、自分に興味関心がありすぎというか、自己愛が自分に向きすぎている状態なのだろうな…

もっと人のこと考えろよ自分のバカ！！という無限ループにはいって今日も1日が終わる…みたいな生活をしている。

このような私の悩みは「認知の歪み」という思考パターンからきているらしいですが、そこにまで言及すると長くなりすぎるので、同じようなネガティブ気質の人はググってみてください。

私はいつもなんかやばい思考になってくると「これは認知の歪みっっ…！！」と認識しなんとか修正するように努めています。

そんなに自分が嫌ならもうバンドとかやるなよ・・って思ったかもしれないけど、そんな単純じゃないんです！！！

そう人生は難しいことだらけ…やるかやらないか、やめるかやめないか、そのような2択では成り立たない複雑なことばかりですね…

「SAGOSAID」とかめっちゃ自分好きっぽく名乗ってんじゃねえよ！！って感じだけど自分のネガティブを断ち切るための荒治療みたいなものなんです…絶対にSAGOは存在してますよね？SAGOとしてSAGO以外になれないままね…というつらさが込められています。

あと映像に歌詞をつけてみたんだけど、自分の歌詞ってやっぱこういう今書いてきた長文の超凝縮系だな…と思うと売れない理由もわかるな…と思いました、、

人に向けて書いてない個人世界すぎる…

しかし私は人の本音が垣間見えてしまう長文ブログが好きなんです…

そういえばSpring is coldのMVを友達がみてくれて、「さごうってここがかっこいいよね！」って言ってくれたんだけど、そこは、私のコンプレックスで見るたびに嫌だなって思ってた場所だった。

なので、自分の目でみたものや自分の感性は大事だけど、信じ込みすぎないでもっと適当に生きようと思った。

自分にとっては良くなくても、他人にとってはそうではなかったり、その逆やいろんなパターンがたくさんあるのだと思うけど、普段は忘れて生活してしまっている。

そんなことを思い出したりするので、なにかをつくって公開して反応がもらえるって、おもしろいなあと思う。

そのようなことの繰り返しで今回も素晴らしい映像になったと思いますのでぜひ！！

なんか文章支離滅裂すぎるな！！

カセット売上のクロスへのドネーションどうなったんだよ！と気になっているかもしれませんが、おかげさまでわりと集まってきました…！！

もうちょっとカセット売りたいので、気になっている方はぜひ入手してください。

sagosaid.theshop.jp

Long Thinking

やっとやっとやっと、、、カセット3本目出します。
カセットは最初から3本つくりたいなーと思っていたので、やっと完結した。

https://sagosaid.theshop.jp/
ここで売る予定です！！
7/4に公開予定。
今ページ作ったりなどしてます。

今回は調布Crossという去年できたライブハウスで2月にレコーディングした。
レコーディングしたあとにすぐにミックスしたらいいんだけど、いつも若干置いてしまい、1ヶ月後くらいにミックスとジャケット制作などはじめたらコロナ禍に突入してしまい、いつもcasette expressさんでカセットつくってもらっているのだけど、アメリカプレスなので出荷が止まっており、、、、
それでも迅速に作っていただき6月末に到着、実物見ると特典のステッカーなどつけたいな…と急に思いついてしまいステッカー制作し、やっと発売できる段階になった。
ガチャ要素ほしいよね…ネタっぽいステッカーもほしいよね…コロナ禍っぽいステッカーも欲しいよね…いやでもそもそもこんなステッカー欲しい人いるんか…？？とかいろいろやっていたところ、なんと5種になってしまった。
2枚入りです。

今回のカセットデザインも友達のhtmとやりました。
三部作本当にありがとう…めっちゃかわいい…
写真は名古屋の友達たちと遊んだときにNorihito Hiraideさんがとってくれた。
いつもありがたい…
 

今回カセットの売り上げは調布Crossにドネーションします。
いろいろお世話になったり好きな場所はCrossだけでなくて、本当にかなりたくさんあるのですが、選ぶことは本当に難しく、でもこのLong Thinkingのカセットをつくるにあたり、一番お世話になったのはCrossなのでそうしようと思った。
今回BASEのみでの販売になるのですが、ドネーションの利益をあげたいのでそのような試みをしてみます。
もちろん前作のようにお店におろして個人経営のレコ屋を応援したい気持ちもあるのですが、800円という単価が安い商品でかつ一つのお店で十数本しか売れない商品は、私もレコ屋も双方利益がそんなにない…（送料などもかかるため）
前作のspring is coldも結構売れたのだけど、手売りと合わせても純利益でいったら3万いくかなというくらいで、そこからレコーディングのスタジオ代を引いたら……（涙）
各レコ屋はそれよりももっと少なく、我々のカセットの利益はほんと数時間バイトしたら稼げる程度だと思われます。
それなのに商品を取り扱ってくれて、売ってくれるお店には感謝してもしきれません。
本当に音楽愛で成り立っているんだなあ…と思う。
利益がほとんどないからといって、レコ屋におろす意味ないとは思ってません。
よく行くお店で買うほうが楽だったりするし、なにかのついでに別の商品も一緒に買ってもらえればお店の利益にも繋がるし。
ただ今回は、ドネーションの利益を確保するため、お店におろさずにBASEで販売しようという試みです。
別にコロナ禍じゃなかったら今まで通り普通にお店に売ってもらって、自分たちでライブもして手売りするんだけど、、
さてどうなるでしょうか…？？
お店におろさないということは、狭い範囲で完結してしまうため、結局大した本数売れず、在庫を抱えてしまいドネーション費用というかそもそも制作費すら集まらず音楽も広まらず…という最悪なパターンも想像できてしまい恐ろしいのですが、一旦BASEでやってみます。
途中でこりゃだめだなと思ったらまたなんかやり方を変えようと思います。

今回Tシャツもデザインしてもらいつくりました。
warm bodiesというカッコいいバンドが来日する予定だったのですが、そのフライヤーをひとめ見てすごくかわいいなと思い、このかたに何か作ってもらいたい！！と思い頼みました。
Rashomonと鏡というバンドのKoheiくんという方です。
アー写もとってもらったNorihito Hiraideさんの写真を送ったら、まじでめちゃくちゃSAGOSAIDやん…というデザインに仕上がっており、爆アゲでしたので、ぜひみなさん買ってください。
こちらの売り上げはドネーションとかはせずにSAGOSAIDの活動費になりますのでよろしくお願いします。

まじでかっこいい…本当に自分たちでしょうか？？
現実を超えてきている。

ドネーションってすごく勇気いる行為だと思いませんか？
結局、自分たちメンバーが頑張っても売り上げはせいぜい数万円にしかならないわけです。
たった数万円で、この状況のライブハウスが救えるとは到底思えません。
前●社長くらいお金があればなあ…と毎日夢見て暮らしています。
それでもなお、こんな数万意味ないのにな…という自分の冷笑主義と戦うために今回ドネーションという試みをしてみます。
「気持ちが大事」だから、、とも正直思えません。実際現実的に金がないとつぶれるものはつぶれるので、やるだけやったんだ、だから満足、とも思えない。
私はなにかのためになんかしたい、って気持ちと、やっても意味ないという気持ちのちょうど真ん中くらいでいつもうろうろしており、ある日は右にひっぱられ、別の日は左にひっぱられ、もうくたくたになっています。
どうして「やっても意味ない」と思ってしまうのか。
それは自分の場合ですが「こんなに頑張ったのになにも変わらなかった」って思うのがつらいです。
だったら最初から「やっても意味ない」と思ってなにもやらずに暮らしたほうが絶対に楽ですよね…
しかしながら「なんかやってみる人」がなんかやってるのを見ると、結果はどうであれ、やはり勇気がもらえるし、実際に「なんかやってみる人」がたくさん集まって「なんかできた」みたいな例をツイッターとかでなんとなく眺めてきた気がする。
もちろん「頑張ったけどなんも成功しなかった」という例も山ほどあるのですが…
そして「頑張ったけどなんも成功しなかった」人に風当たりが強いのも事実。
そう考えると「やっても意味ない」と思う自分の気持ちをかなり肯定したくなる。
ただ、この世の人間が全員「やっても意味ない」と思ってしまったらいよいよ終了な気がするので「やっても意味ない」と思ってる自分と「なんかやってみる」の自分との戦いの火蓋が今切られたのだ…

でも「やっても意味ない」って思っている人が悪いとも思ってません。
「やっても意味ない」って思ってしまうその土台は自分含めやはり幼少期からそのような空気感のなか育ってしまったものだと思われます（少なくとも私の世代は）
無理してなんかやるよりは、なんもやらず生きるのも選択肢として全然良いと思います。
実際なんかやるのは相当疲れるしだるい。
こういう系の記事を読むと「なんかやらなければ」という焦燥にかられ、死んでしまいそうになるので「やっても意味ない」と思ってる人々も私は全然支持します。
（でも選挙くらいは行ってみない…？？どう……？？？）
ていうか好きにやりたいことをやりたいスタイルで周りの目を気にせずに得に気張らずに自然体にやれれば一番良いのだがそうもいかないこんな世の中…

そんな感じでやってます！！！

最近のこと

3月、4月は忙しかった。
仕事を辞めようと思って、辞める前にバイトをはじめたから。
平日、仕事が終わってからバイト、土日もバイトをしていた。
バイトをはじめたころは、まだそんなに自粛ムードではなく、バイト先には私はバンドマンなのでライブの日は仕事できないと伝えていた。

そこからはもうすごいスピードでいろいろなことが変わった。
3月末、気がついたら会社がリモートワークになっていた。
本当に出社したくなかったので助かった。
バイトもリモートになったので、多い時は12時間以上ずっと家で作業していた。
テレビがないので、情報はツイッターでみていたけど、なにが本当なのかわからなかった。
とても不安になる一方で、こんなに周りがパニックになっていることは今まで経験したことがなかったので、安心する面もあった。
平常時からなんでみんな平気な顔で生きてるんだろう…と疑問で一人で不安になっていたので、こんなこと言っちゃだめかもしれないけど、みんなが不安だと、みんなが私の気持ちをわかってくれたように錯覚してしまい安心してしまった。
その安心も束の間、みんなが大変な時に安全な場所で安心していることに罪悪感が生まれてきた。
家にさえいれば安心だ、と思っていたけど、一人で近くの居酒屋に行ってみたり、銭湯に行ってみたりした。
そのたびにドキドキして、でも一時の娯楽を楽しみもして、そして家に帰ってツイッターでコロナの情報を見て、出かけたことを後悔した。
なにをしたら正解なのかもうわからないし、ただバイトと仕事が忙しかったので、いろんなことを直視せずにほとんど働いていた。
いっぱい働いてわかったことは、本当に人は忙しいと、すぐに1ヶ月とか2ヶ月とか経ってしまうということだった。
政府のいろんなやばい話にキレたりはしていたけど、一番優先してしまうのは目先の仕事だった。
目先の金が一番大事に見えてしまう。
そして金がないと人は病む。
バンドするために働いてたけど、なんだかしばらく活動できそうにないし、ホッとしている自分がこわかった。
去年の終わりくらいから、やりたいことをやるために頑張って働くことに限界が見えていた時期だった。
別にブラック企業とかではないけれど、とにかく働くのが嫌すぎてしんどくなってきていた。
そして春から仕事をやめて生活を見直そうと思って。
そんなときにちょうどコロナがぶつかった。
4月、楽しみにしていたライブは全部なくなった。
友達の結婚式も延期になった。

自粛生活でシェアハウスの人がみんな家にいるようになった。
今まではみんな昼は仕事に行ってたし、土日も遊びにでかけてたし、自分もそうだったので、大きなストレスはなかったが、みんな朝から晩まで、休日も家にいた。
そんな状況で心底嫌になってしまい、内見をはじめた。
不要不急かもしれないけど、会社員の地位を捨てたら家の審査がおりないかもしれないと思うと、自分にとっては必要至急の引越しだった。
お金の面が心配でシェアハウスからなかなか脱出できなかったが、皮肉にも政府の10万が引越しの決め手となった。
そろそろ楽器が弾けないこともストレスになっていたので、楽器可物件を探した。
23区ではないけれど、もう出社もしないしいいやと思って、西の方に住むことにした。
家を契約して帰宅すると、そういえば相性が悪い隣の部屋の住人が長く帰宅していないことに気付く。
このまま一生帰ってこないならこのシェアハウスも悪くないのにな、と少し後悔したが、どうやら出張で出ているだけでいずれ帰ってくるらしいので、やはり引越しは必要至急という結論に至る。
せっかく隣人がいないので１ヶ月ぶりくらいにフルメイクをしてインスタライブで弾き語りをした。
アーカイブは間違えて全部消した。

本社から退職手続きの書類を送ったから返送してくれと連絡が来た。
現場からも退職のために一度くるように連絡があった。
1年半働いたけど、変な現場だったので、誰とも飲み会とかしたことないし、誰のこともよく知らなかった。
本社の人には良くしてもらったけど、現場に出向するというシステム上、1年に3回くらいしか会わなかったので、よくわからなかった。
なんかよくわからないまま初の正社員生活は終わりを迎えようとしていた。
正社員してよかったことは、自分は「出社して上司と部下がいるような環境の一般的な正社員」として働くことは今後ないだろうなと諦めがついたことだった。
やってみたらできるんじゃないかと思ってやってみたけど、やっぱり無理だった。
9時出社が無理だったので、10時出社にしてもらったり、挙げ句の果ては週5が無理だったので週4で出社を許可してもらった。
それでもなお遅刻することがあった。
こんなにいろいろ配慮してくれたのになあと思うと申し訳なくなってしまったけど、もう無理なもんは無理やねんて…ごめんなさい。という感じで退職だ。
でももう開き直って生きていくしかないなと思った。

こんな状態になる前から、ずっとずっと生きづらかったけど全部自分が悪いからつらいんだと思っていた。
結構前、まだ東京にくる前で性格も暗かったころ、phaさんの本で「自己責任論」という言葉を知った。
自分はニートの才能しかないと思っていたので、とりあえずニートとして有名なphaさんの本を手に取ったのだ。

「僕の感覚では、別にニートに限らず何事においてもだけど、自己責任と、それ以外の自分でどうしようもないことの割合は50%50%くらいだ。だけど、今の日本社会では9割くらいが自己責任に押し付けられているように感じる。」

目が覚めるような気持ちになった。
学校にいけないのも、働けないのも、全部全部自分のせいだと思っていたけど、その社会のシステムが奇跡的に自分に全く合わないだけで、自分が全部悪いわけじゃないのかもしれないな、と思ってから、肩の荷がおりてちょっと性格が明るくなった。
なのでそれから憂鬱な気持ちに飲まれそうになったときは全部心の中で自分以外の大きいものに責任を押し付けている。
たとえば社会のシステムとかそれをつくった政府とか。
そうすると「まあ自分のせいじゃないしいいかー」と思い持ち直すことができて今のちょっと明るい性格になった。

なので今の自己責任論で蔓延している社会がすごいこわい。
みんなそんなに、自分の成功も自分の失敗も自分ひとりのものだと思っているのか？と思うと、本当に恐ろしい。
私は自分がこれから何かで成功したとしても、何かで失敗したとしても全部自分だけのものじゃないと思うし、それは他人にも当てはまると思う。
病気になったりすると、体調管理をしっかりしなかったから、とか言ってくるやつがいるけど、そういうのも納得いかない。
病気なんてどれだけ気をつけてもなるやつはなるし、ならない奴はならない。

少し前の話だけど、上野千鶴子さんが東大の祝辞で言ってたことも、自己責任論に繋がってくる話だと思った。本当によくわかるし感動してやばかったんだけど、めっちゃ炎上していてそれも怖くなってしまった。
もちろん、成功している人は並々ならぬ努力をしていてそれはすごいけど、その成功は本当に自分の力だけなのか一度考えてみてほしいと思った。

それでライオットガールのZINEとかも読んでいたし、たまに時間があいたらフェミニズムの本をちょこちょこ読むようになった。

「フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。」

と上野千鶴子さんは言っているけど、本当にこの言葉に出会った時は「私がいつも思っていたことだ」と思って衝撃をうけた。

このへんの話はもっと深く考えてまとめたいなと思うんだけど、自己責任論とかフェミニズムとかいろいろと知ってしまうともう社会の構造に目をそらすことができなくなってきて、そしてこのコロナの状況で、自分の中で「なんでこんなに生きるのがつらいのか」という物心ついてからの問いが、今すべてが繋がってきている。
生きることに答えなどないと思うけど、どうしてつらいのかわかんない状態から、なぜつらいのかぼんやりと輪郭が見えてきた感じだ。
そしてそれは今世帯主に一括給付とか、なんでライブハウスの仕事を選んだんだ、とか、不安定なのも承知でフリーランスになったんでしょ？とか、自粛は要請するのに補助がないとか、政府批判するなとか、とにかくありとあらゆる、いまやばいことの全てと絶対に繋がるんだけど、私の脳はもうパンク寸前で、どうしても言葉でのアウトプットが難しい。

そんなことを毎日考えては、あーこれからどうやって暮らそうかなあ、という問いに戻って、寝て、起きて、あーどうしよっかなあーってそんな感じです。

今日も寝てた

アマプラにあったEmpire Recordsという映画を見ていた。

19日の名古屋の企画が終わった。
ありがとうございました。

たくさん人も来てくれたし全部かっこよかったし、なんかすごい盛り上がったのを肌で感じた。

BLUEVALLEYは曲がよかったし、てんしんくんはリップルを一瞬でてんしんくんの世界にしていた。
fishは音がでかくて最高で、タオルは曲が始まる瞬間の1音目からうわ、かっこいいなと思わされた。
とにかく全部よかったと思う。良くなかった瞬間はなかった。

懐かしい顔ぶれだけではなく、初めて来たという若い子がいたのもよかった。
どうしても知り合いだらけになってしまいがちなコミュニティなので、なんとかしたいな〜〜と思っているがとくに努力せずに時が流れている…

バンドは基本めんどくさいので、この歳になるとよっぽどバンドをやりたいという人以外はもう残っていない。
こんな重くてでかい機材を持ち運び、大人が毎週毎週揃って予定を合わせ、スタジオ代に泣かされながら安酒を飲む日々…
基本的にめんどくさくて金がかかることの連続だ。
それでもなんで辞められないんだろうか…好きだからとしか言いようがないんだけど、そこをもっと考えていくといいように思う。

生きていると、「どうしてそれが嫌いなのか」は考えることが多いと思う。
嫌いだと感じたり不快だと思うと、もうそれに出会わないために、どの状況で不快になるのか、自己分析をする。
それでもまた不快なことに出会うので、どうして不快になってしまったのかを突き詰めて考える。
つらくならないように、苦しくならないように、嫌いなことを考えに考えて、その連続で楽しくやっていっている。
その一方で、「どうしてそれが好きなのか」はあまり考えないように思う。
好きなので、特に考えずに摂取すれば良いだけだから。
好きだから音楽聴いたり、音楽やったり、好きだから酒を飲んだりする。
だけどそれで満足してしまい、どうして好きなのかがわからない。
なんで音楽好きなのか、自分にはわからない。
ただ快か不快かと問われると、快なのでなんとなく辞められないでいる。

その結果不快なことに関しては事細かく人に解説できるのに、好きな物に関してはあんまり説明できないような事態に陥っている。
体の調子とかもそうだ。
ちょっと体調が悪いとすぐに不快だと感じてそれに全感覚をもっていかれてしまうので、異常に疲れやすい。
不快にならないために「不快」を考え過ぎて「さらに不快」な状態になっている。
ツイッターでも不快だと感じた事ばかり細かく書いてしまってるように思う。
逆にもっと「なぜ好きなのか」考えれば人に良さを伝えられたり、自分も元気になるような気がする。

でも今「なぜ好きなのか」ちょっと考えてみたけど、やっぱりわからない。
「なんか良いな」って感じしかわからない。
人が書いてる熱量の多い文章とかを読むと「なるほど」、と思ったりするけど、それは自分もそう思っているかと問われると「わかんないな」と思う。

実家に帰るといろんな物を親が用意し、私に持たせようとする。
食べ物だったり、お金だったり、服だったり、とにかく多岐にわたる。
大学のとき、私はそれに激怒してしまい、それでも何か持たせようとするので、何回か喧嘩をして、やっと親はたくさんのものを用意しなくなった。
それでもまだ少し食べ物だったりなんやかんやを私に持たせようとする。
それはもはや異常な執着にすら感じる。
私は私で、別にもらっておけばいいのに、どうして怒ってしまうのだろうかと考えてみたんだけど、私は自分が持てる以上のものを一度に予告なくもらうと、なんだかパニックになってしまうようだった。
しかも親がくれるようなものなんて最悪で、基本趣味が合わないので絶対使わないようなデザインのものだったり（なのに高価）、あんまり好きじゃないようなお菓子だったりする。
物はほとんどメルカリ行きになるし、お菓子は賞味期限が切れる。
しかし一応親からもらったものを売るなんて…という申し訳なさも生まれてしまい、もうどうしたらいいかわからなくなってしまってパニクる。
（友達がくれるものは大量じゃないし、とてつもなく高価じゃないし、趣味に合わないものはないし、誕生日だとか何かの理由があってもらえるものだから納得できてパニクらない。）
なので親は物を受け取らないならと、主に現金をくれるようになった。
私は仕事をせずに、だらだらと寝ているだけなのに、それでも親は私に人生を楽しんでほしいようで、お金という形で援助してくれる。
それはそれでどうしていいかわかんなくなるので、別に強く断れば良いのだけど、やはり現金をくれると言われると、もう頭が現金に支配されてしまい、うっかりもらってしまう。
「いらない」ということでガラリと変わる空気の悪さも嫌いなので、やっぱりもらってしまう。
その結果情けなさが限界値を超えてかなり頭がやばくなってしまう。

ならばそのもらった金で一番近くてお世話になっているバンドメンバーにご飯をおごろうと思ったけど、断られてしまった。
自分で使いなよと言われて、至極あたりまえの回答だと思ったんだけど、それでもどうしようもない自分は親の金を好きな人に使いたかった。
もうなにも私に持たせないでほしい。
親の金でデスキャブのレコードを買った。

もうだめだ。残りで税金でも払おう。なんかに募金しよう。
それで使い切ってやっと安心できるのかもしれない。

 
本当にベッドに転がった情けなさの塊みたいな存在だけど今日も生きてる。

今週末はメテオウィンターです。

19日は名古屋でライブをやる

金曜日の夜になんかもうほんとに嫌、と思って「仕事辞めたい」と連絡した。
仕事を辞めれば気持ちが晴れるかと思っていたけど、仕事をしているとき以上の不安に襲われた。
とりあえずジョナサンの焼酎付きドリンクバーで心を落ち着けた。
ファミレスのドリンクバーは、何杯でも飲める権利を与えてくれるので、好きだ。
何杯でも飲める権利、すなわちずっとこのファミレスに存在して良い権利。
ジョナサンはその権利に加え、焼酎を飲む権利まで安い金額で提供してくれるので本当にありがたい。
酒を飲むと様々な不安がやわらいで、やっと健康になれたなあ、と思うのでたくさん飲んじゃうよね。
とにかく日々不安で発狂しそうwwwwという感じです。
1年働いたけど貯金も5万くらいしかない。
でも亡くなったおばあちゃんが「結婚するときに使いな」と言ってくれたお金がちょっとあるからまあ今結婚はしないけどそれでなんとか半年はもつかな。
両親とかおばあちゃんとかおじいちゃんはすごい。子供にかける金があるのはすごいことだと思う。自分はなれないだろう。
ていうか結婚するときに使う金って逆になに？？引っ越しとか？？

三連休はthreeでライブがあったのでライブをみたり、ライブをやったりして将来の不安から目をそらし心を落ち着けた。
6eyesとmanchester school≡、かっこよかったな。
良いライブを見ると、自分には自分の良さがあるはず、という気持ちがグラついてくるので結局酒を飲んでいる。
自分には自分の良さがあると、毎日思い込ませている。
それが報われなくても、一生懸命生きることが大事だと、毎日思い込ませている。
思うように生きていいんだと毎日思い込ませている。

酒を飲んでいないといつも考え過ぎてしまう。
大半は考えなくても良いようなことで悩んでしまう。
閉所恐怖なので、いつも閉じ込められたらどうしようとか考えてしまう。

仕事は辞めますと言ってから、なんか上の人がいろいろやってくれて、今は行ってない。
休職にしてもらっているらしい。
ただずっとずっと寝ている。
今日は1年ぶりくらいにコンロを使って食べ物を焼いたらとてもおいしくてびっくりした。
この1年家ではずっとコンビニとウーバーイーツと松屋だったので、火で炒めたカット野菜の美味しさに感動した。
でも料理はだるいなと思ったのでやっぱりもうしばらくやらないだろう。

今週の19日は名古屋の鶴舞rippleでライブをする。
静岡からタオル、てんしんくん、fish、BLUEVALLEY、我々です。

BLUEVALLEYは東京で対バン予定だったんだけど、インフルで出れなかったので急遽出てもらうことにした。
音楽を紹介する能力がマジでないので、とりあえず見に来てくださいとしか言えない。
音楽紹介スキルがあったらもうちょっと人生で役にたつことが多かっただろうと思う。
音楽とか、聞けばわかるだろと思っていたが、数ある音楽から自分の好みに出会うためにはそれなりに紹介文が重要なのは間違い無い。

このまえ本屋をフラフラしていて、本とか特別に興味ないが、「このアンバランスな世界で見つけた私だけの孤独」という帯がついてた本を見つけた。
「さみしい、と堂々と口に出すことのできる人は、今この世界にどれだけいるのだろうか〜〜〜」と続いていた。
なんか自分に言われたような気がして、まあ買うわな、、と思って買ったら、すごいよかった。

アメリア・グレイの「AM/PM」という本だった。
だから紹介文って大事だよね、と強く思った。
しかし私にその能力はないのですが…ここは現代文明のYoutubeに頑張ってもらおうと思います。

かっこいいね。
タオルめっちゃかっこいいな。
この並びにてんしんくんがいるのアツいと思います。
あとfishはかっこいい音源もあるのですが…youtubeにはなかった。
サンクラにあった。

てんしんくんもサンクラあった。聞いてたら楽しみになってきた。

予約不要なので適当に来てください。

rippleはちょっとわかりづらい場所にあるのですが、線路の下のとこにあります。
マップを貼っておきます。
ここまで来てくれたら多分それっぽいお金を払う人っぽい人がいるのでお金を払ってください。
身内が多いとは思うけど、もし初めて来てくれる人がいたら嬉しいです。
外観も内観も海外のバーっぽくてかわいい

2020年1月19日(日) @鶴舞ripple
SAGOSAID presents
"Gimme Indie Rock Vol.2"

タオル
fish
てんしんくん
🆕BLUEVALLEY
SAGOSAID

OPEN/START 19:00
¥2000(1d込)

2019

すごく長いわりに浅い。

2019年
1月
まだ仕事も研修中で楽だったし、音楽もたいしてやってなかったからのんびりしていた。

controlの7インチのジャケを手伝った。

soccer mommyのライブを見た。

2月
Teenage Fanclubを見た。

tokiyoとセブンスでライブすることになったので、宅録セットとしてライブを準備する。

BUSH BASHにも宅録で出る。

仕事がなんかはじまって大変になる

名前をSAGOSAIDと名乗るようになる

2019/02/10 FVAN!#2
2019/02/11 タイトルなし（tokiyoと）

3月
コートニーバーネットのライブを見た。

来来来チームの企画に誘ってもらい、最初は宅録で出ようと思ったけど、バンドで出たかったので、ハリエさんと畠山さんに手伝ってもらって現メンバー木村とバンドでライブする。
カイチくんは仕事で来れず。
やっぱりバンドは楽しいね！！と思う。

カイチくんに東京きてもらって木村と3人でLittle Heavenのレコーディングをする。
よくわかんないながらセルフでレコーディング。
Little heavenはカイチくんとはレコーディング当日に初めて合わせるというスリルもあって、音ゲーやってる感ありでかなり楽しかった。

2019/03/21 来来来チームプレゼンツ 「来来来世紀で会おうよ 16 ディスコネクション・ノーティス」

4月
綱島rで弾き語り。
良い場所だなあーと思う。

写真家のNorihito Hiraideさんのイベントで、 名古屋の美容院hair iciでも弾き語りをする。
良い場所だなあーと思う。

ライブハウス以外でなんかやることに興味がわく。
海外のライブ映像でよくわからん場所でライブやってるの憧れる。
Hair iciでは、美容院のお客さん、美容師さん、演者、演奏見にきてくれた人、写真を見にきた人、酒を飲みにきた人などカオスといえばカオスなんだけど目的が一つじゃない感じがなんとなく居心地がよかった。
その後東京のHAIR ICIで髪切ってもらっている。

あと香川と岡山に旅行いったりする。
このあたりまで仕事の勉強も一応頑張っていた。

2019/04/07 my little pony
2019/04/28 Norihito Hiraide Exhibition “FOUND YOU”

5月
Little Heavenのミックスしたりジャケット考えたり、カセット出すためにいろいろ考える。

しんまボーイをギターで誘う。

阿佐ヶ谷のスターロードフェスティバルに弾き語りで出る。

このへんまではアコギ弾き語りもやってたんだけど、アコギの練習を家でするのが難しいから、エレキ活動へシフトして行く。

2019/05/26 阿佐ヶ谷スターロード祭り

6月
webサイトを徹夜でつくる。

宅録セットでドムスタでる。
WETNAPとpanisboysの企画で、わちゃわちゃしてて楽しかった。
パンクのライブいいなあと思う。

Little Heavenのカセット、納期に間に合わないと言われてちょっとパニくるが、なんか結局間に合ったのでなんとかドムスタでレコ発できた。
ドムスタは屋上があるから好きだ。
閉所恐怖症の気があるので、自由に出入りできるところがないとつらくなってしまう。
OFFICE VOIDSとtranquil lifeに出てもらう。楽しかった。
この日がSAGOSAID現メンバー初ライブ。
あとテンションアガってカセット200本全部に手紙を入れたのでヤバくなった。

2019/06/08 スモールタウンスーパーサウンズ
2019/06/22 自主企画 “Little Heaven" Release Gig

7月
宅録でブロックパーティー出る。
バンドでのライブが増えてきた。

早くもカセット2作目spring is coldのレコーディングをする。
しんまボーイの録音技術に感謝する。

my exにLittle Heavenのレコ発企画してもらい、京都でライブする。
楽しかったし京都は懐かしかった。
打ち上げも京都時代の後輩とかきてくれて楽しかった。my ex感謝。

バンドでBASEMEMTに出る。
ステージの上から見る客席がとてつもなく広く感じて焦る。

次の週はフジロックに初めて行く。
デスキャブ見て心が成仏する。
いろんな音楽見ていろいろ考える。

2019/07/01 Block Party
2019/07/14 my ex pre. Keep It Like A Secret〜SAGOSAID “Little Heaven” release gig〜
2019/07/20 shuto×HIRO×TKG pre 『100fills』

8月
友達に頼んでMV撮影。
ちょっと変で強そうにして！！って頼む。
めちゃくちゃ楽しかった。

MV撮影したあとにsuperfriendsのレコ発でライブする。
疲労maxのほうがいいライブできると知る。

お盆は名古屋でBLUEVALLEYと宅録セットでライブ。

7月にデスキャブ見て心が成仏したのでギターを変える。

2019/08/14 BLUEVALLEY pre. ”NOOK! NOOK! vol.1"
2019/08/11 Superfriends “Let’s talk about feelings” RELEASE PARTY

9月
10月の名古屋企画に合わせて、spring is coldのジャケット制作と、ミックスを急ぐ。

電車とかがどんどん苦手になっていく。

SaToAの企画で一緒にZINEを作るなどする。
夜中作業してるから睡眠時間減って仕事中眠すぎる話などして、みんな頑張ってるしもっとがんばろと思う。

2019/09/20 SaToA & 103 presents「さとあと、」〜SaToAのなんちゃらラジオ番外編 vol.1〜

10月
結婚式で山口県へ行く。
なにもなくて衝撃をうける。
ディスとかじゃなくて、他の県とかもっと行ってみたいなと思う。
東京は忙しすぎて、もしかしたら自分に合っていないのかもなと悩む。

FRANKLIN'S BOOK CLUBという本のイベントに宅録で出る。
これも空間が本なのか音楽なのかなんなのかよくわからなくて、最高だなと思う。座るところあるし。

無事にspring is coldのカセットは届いたけど、大きい台風がきて、MATSURIと名古屋の自主企画が中止になる。
この日に合わせてカセット間に合うように急いだり急がせたりしたからがっかりしたけど、まあ生きてたらまたカセットは買ってもらえるし、と気持ちをもっていく。
でも渋谷全感覚祭を楽しむ。

次の週はDAIEI SPRAY企画で鶯谷ワッツアップでライブ。
メンバーが鶯谷の酔っ払いおじさんに絡まれたのでなんとなくおじさん集団と記念撮影する。

6eyesでボーカルをした「激しい爆発」がリリースされる。
データでずっとやりとりをしていたので、1度も会わなくてもリリースまでできるんだなあ、と感心する。
自分が高音かつ日本語で歌っているのが恥ずかしいけど、とても良い曲だと思う。

このへんから疲れてきて全体的に感情が目まぐるしくて死にたくなる。

2019/10/08 FRANKLIN'S BOOK CLUB
2019/10/12 SAGOSAID presents "Gimme Indie Rock Vol.2”→中止
2019/10/13 MATSURI 2019→中止
2019/10/19 DAIEI SPRAY presents ”EIGHT RARES” vol.6

11月
Camp Copeの来日で共演できてめっちゃアガる。
メロが強いロックバンド良いと思う。
英語を話せるようになりたいなあと強く思う。

ALOの企画に出る。
吉祥寺daydreamいいなと思う。椅子あるし。

SAGOSAIDではじめてインタビューしてもらって記事にしてもらう。 http://turntokyo.com/features/sagosaid-interview/
メンバーが頑張っててすごいと思う。

superchunkのライブを見る。
とてもアガる。

調布CROSSのオールナイトに出てめっちゃ酒飲む。
どうしていつもこんなに飲んでしまうのか、、。

あとスティーブンマルクマスのソロも見る。 実在するんだ、、と思う。

あと誕生日きて箱根行く。

2019/11/06 Camp Cope Japan Tour 2019
2019/11/16 ALO presents “Good feel vol.2”

12月
仕事嫌すぎて休んで海行ってふてくされる。
仕事内容が嫌というか、出勤がつらい。

Seussの休止前ラストライブを見て感動する。

バンドでBUSH BASH出る

私のソロインタビューも公開される。
https://www.gogovamp.com/interview/6950.php
言葉にすると普段考えてることがわかってきて自分でも驚く。
モヤモヤした思考を人に伝えるためにどーにかして言葉なり音楽なり外に出していく作業はめんどくさかったり一筋縄ではいかないけど、全ての人に必要なことなのかなあと思う。

クリスマスはずっと木村としんまボーイとラップをつくる。
loathyJという名でいろいろあってラップすることになったからだ。
木村の本気に驚いて、自分もがんばろうと思う。
生まれてはじめて、日本語ラップや海外のラップを真剣に聴く。
たまに適当に聞いたことはあったけど、歌詞を追ったりフロウとか韻とかなんなんだと思いながら聞いたのは始めてだったので、おもしろかった。

ラストブロックパーティーでまた酒をめっちゃ飲む。
その翌日昼からラップして体力が限界をむかえそうになるも、その翌日は宅録40分セットだったので気合いで2曲増やす。

chicks riotに宅録で出る。
毎年やってて良いイベントだからもっと人きてほしいなと思う。
年末の解放感がすごくてめっちゃ酒飲む。

2019/12/14 "Song and Weather"
2019/12/27 Last of Block Party
2019/12/28 Less Than TV presents 『初めてのフォーク・初めてのヒップホップ』 〜ネイキッドロフト15周年記念スペシャル
2019/12/29 CHICKS RIOT!2019

まとめ
ありえんくらい疲れた。
まだレコーディングしてないけど、その他何曲か曲つくった。
いっぱい曲あるからはやくレコーディングしたい。

フルタイム仕事しながらバンドは、やっぱりできる人はできるけど、自分には向いてないんだろうなということがわかった。
わかっただけでもよかった。
やっぱり人それぞれ頑張れる量とかは全然違うから、あの人がやってるから自分もできるとか、そういうもんではなく、いかに自分にカスタマイズされた生活を掴み取っていくかが大事なのではないかと思った。
そんな簡単にできないから大変なんだけどね‥

優しくしてくれた人とか応援してくれた人ほんとありがとう。
今年はこの頑張りを維持できる気がしないからどうやっていくか考えている。
金がないっていつも言ってるけど、こんだけやってたら金がないのも仕方ないなと思った。

もっと聴いてた音楽とか対バンしたバンドの話とか書きたかったけど膨大すぎたから今年は１ヶ月に1回くらい更新することを目標にしたい
継続とかが恐ろしく苦手なので性格的に多分無理なのだが‥

本を読んだり、映画を見たり、音楽ゆっくり聴く時間が全然とれなかったのがストレスだった。
その代償（？）でたくさん活動できてよかったなと思う。
あと6月に揃ったバンドメンバーが私以上に頑張っててどう考えてもすごかった。
メンバーの気合いに引っ張られてなんとかついてこれたという感じだった。
メンバーすごいな。

来年は今告知できるやつで、1月12日に下北沢threeでBLUEVALLEYレコ発、1月19日に名古屋鶴舞rippleで自主企画。
25日はthreeとBASEMEMTでMETEO WINTER！！

2月8日は吉祥寺warpでforbearレコ発！！ 全部バンドセットです！！
取り置きはtwitterの@sagodayoかinfo.sagosaid@gmail.comまで。

今年の目標はフワちゃんみたいに明るくなる！！

開けて早々につくった宅録です。

Spring is coldのこと

フジロックでデスキャブを見た。

だいすきなバンドだからカセットのジャケットにした。

雨でめちゃくちゃになって、スマホも水没して、でもかろうじて撮った写真を粉々にして新橋のゲーセンのキラキラと一緒にしたジャケットです。

そしてデスキャブ見れていろんな気持ちが成仏したので、最近ギターを変えました。

SAGOSAIDギターのシンマボーイの魂が入ってるジャガー。

シンマボーイは今年の6月くらいにサゴセのメンバーになった。

大学のとき、自分が所属しているサークルの、隣の軽音サークルでマーシャルですごい爆音出してるかっこいい先輩いるなあと思っていたけど、なんとシンマボーイだったのだ。

Dinosaur.Jrが好きだみたいな話を当時少しした気がする。

そして何年か経って東京にきたら、そのシンマくんはVINCE;NTというバンドをやっていてすごくかっこいい。

そんな人がSAGOSAIDという私のわがままバンドでギターやってくれてすごい嬉しい。

そのシンマくんが使ってたジャガーを借りた。

このカセットを録音したときは、まだG&Lのギターだったけど、最近はジャガーを使っている。

Spring is coldは春に寒すぎてイライラしてつくった。

イントロはART-SCHOOLのSEAGULLみたいにしよと思ったけど結果的に全然違う曲になった。

そういうことが多い。

春につくったが録音したのは夏だった。

そしてリリースは秋。

もう春のイライラは忘れてきてしまった。

今回も一発録りだ。シンマボーイの圧倒的録音技術を借りて、前回より音がすっごいよくなったよ。

録り、ミックスは主に私とシンマくん、演奏はSAGOSAID4人、ジャケットは前回も手伝ってくれた友達のハラちゃんがやってくれた。

途中で友達のともきが来て粉々になった写真を並べ替えてくれた。

ハラちゃんもともきも、フジロックにいたよ。

雨でひどいことになったけど、キラキラした時間がキラキラしたジャケットになって嬉しいよ。

MVは名古屋のリゾブラで出会った友達のごぼうちゃんにやってもらったよ。

一緒にダイソー行っていろいろ買ったりして楽しかった。

とりあえず私が強そうでギャル的なんだけどちょっとへんてこな感じにして！！と無理なお願いをして、見事にそんな感じにしてくれた。

そんな感じで、友達となんかやる、というそういうことが今は楽しい。

学生のときに上手く自分を出せなかったけど、今はできなかったことを追体験している感じ。

いつまでも昔できなかったことにこだわっててダセーなとも思うけど、どうせ死ぬし、好きなようにやったらいいじゃんと最近思い始めた。

そもそもインターネットに顔を晒すことにめちゃくちゃ抵抗ある人間だったから、she saidのときも顔出すことにめちゃくちゃ葛藤したけど、MVつくるのが楽しすぎて性格が180度変わってしまった。

よかったね、自分。

Pixiesのキムとか、sonic youthのキムみたいなコーラスが欲しくて、女性メンバーがほんとは居てほしかったんだけど、メンバーが全員男になってしまった。

でも木村にコーラスやってもらったら普通にいいなと思ったから木村にコーラスけっこうやってもらっている。

木村の声がけっこうイケボ系なのでうまいことイケボ感を出さずに録るのがけっこう苦労して、それがおもしろかったりした。

今気づいたけど木村のことたまにキムって呼んだりしてた。

キムやん。

男3人がけっこう仲良しな感じなので、見てて楽しい。

その反面、ずっとスタンド・バイ・ミーを見てるみたいな疎外感もある。

ちょっと前まで、男の子に生まれてきたかったと思っていた。

男女とか関係なく、私はずっと好きなことをしているし、してきたつもりだけど、どうしても入り込めないあの男の子たちの感じがうらやましかった。

かといって女子グループにもうまいこと入れなくて、ガールズバンドにもなれず。

何年か前までは男の子の世界に入り込みたくてめちゃくちゃにやっていたけど、今はもうそんなもんだよね、となんとなく納得してただ私が存在している。

バンド楽しい！みたいな映画とかみると、簡単に曲ができたり、メンバー同士でいろいろあるが、結果絆深まる的な展開が多い。

そんなうまくいくわけない。。。と思って、冷めた目でみてしまっていたけど、それは自分が全力でおもしろくしていないからじゃないのかなあ。

そう思い、できるだけめっちゃ全力でやっていたらどんどんおもしろくなってきた気がする。

私の根がサッドなのは変わりないんだけど、サッドなりに全力。

ていうか最初はもうバンド諦めてたから完全ソロでやって、たまにバンドセットでやるという活動をしようと思ってたんだけど、メンバーがいつも一生懸命にやってくれるから自然とバンドとしての活動がメインになっていったという感じだ。

いつやる気なくなるかわからないから、やる気あるうちはめちゃくちゃやっていきたい。

https://sagosaid.com/2019-10-20/

お店の情報など↑こちら