CXRONA IS DEAD PARTY

ライブが配信されています!

これは収録なので生ではないですが、めっちゃ良くなったと思います。

撮ったのは7月末で、撮った場所は調布CROSSです。

9/20(日)24:00まで視聴可能となっております。

 ↓こちらよりご購入できます!

アーカイブ 0906 SAGOSAID pre. "CXRONA IS DEAD PARTY"【電子チケット】qumomee.toos.co.jp

撮影はともまつりかさんとCROSSの高木さん、編集はイラミナくんにやってもらいました。

イラミナくんはこみゅにけいしょんのMV見たときからかわいい映像だな~と思っていたので関われてよかった!嬉しい。

ともまつさんもすごいいい人だった。

みんな良い人でありがたかった。

 

私は家でCORONA IS DEADのボックス?をよく光らせているんだけど、動画タイトルはそこからとってCORONA IS DEAD PARTYにしました。

コロナが収束した世界でパーティーしてる・・というイメージでクロスを飾り付けさせてもらいました。

出来上がった映像をみたら、コロナが収束して喜んでいる・・というよりは、コロナで世界が滅亡して最後のシェルターであるCROSSに集まって死ぬ前のパーティーをしているような哀愁がただよう映像になっていて逆によかったです。

 

ここからめっちゃ個人的な話しです〜〜〜

映像を撮るのは、自分ってどんな感じなんだろうっていうのを、嫌でも意識させられるので、実はちょっと苦手でもある。

えっでも今まで散々MVなどで露出してるじゃないと思ったかもしれませんが、実は最初、she saidのときは自分が映るの嫌だな~と思いながらやっていた。

同じ作品づくりでも、漫画家とかイラストレーターだったら、自分が前に出なくても、作品さえあればなんとかなるのにな~いいな~と思っていた。

バンドってぜったい人前にでないといけないやつじゃないですかそれかマンウィズみたいに被り物するしかないし

などなどそこのとこ深く思考しないまま普通に顔を名前を出してバンド活動をスタートしてしまっていた。

最初はまあぼんやりしていたものの、途中から結構その名前顔出しというプレッシャーでそこそこ病んでいた。

よりにもよってなんでバンドのボーカルやってんだ自分はと後悔の日々。

できあがったMVを見ても、作品としては素晴らしいのになんで自分が出てんだよと思ってしまい、あまり見直すことができない

MV作品としては素晴らしいのに、自分が好きじゃないなんて撮ってくれた人たちにも申し訳ないし、頑張って自分の姿かたちを好きになろうとしたけど、やっぱりどうしても自分のこと100%好きになるのできないなあと思っていた。

もうそんなこと言っても仕方ないし、「マジ自分最高!!」みたいな人は実際最高だし、(映画のアイ・フィール・プリティみたいな)自分でも「自分最高!!」みたいなポーズとってたらいつか本当に自分のこと好きになれると思って、頑張っていた。

そしてギャルになりてえ~~って言い続けたら本当にギャルになれると思っていた。

 

そんな感じで過ごしていたら感覚がめっちゃバグってしまい、アー写やらなんやらで突然露出したと思えば、その後「うわあまたインターネットに顔のせちゃったよ・・」(自分で載せているのだが)と自己嫌悪に陥って、でも懲りずに「いや自分は最高だから!」と言い聞かせ、突然またネットに写真載せる、、という行為の繰り返しになった。

そのようなバグが言動にも出てしまい、突然半端ないミニスカートを履いたり、突然ものすごい馴れ馴れしい態度をとったりする。(映画のエイス・グレードの主人公の気持ちが痛いほどわかる)

いつまでも自己嫌悪にとらわれたくなかったし、いつかはどんな自分でも最高だって思える日が来ると信じ!!!

 

結果としては、いろいろ頑張ったけど100%自分大好きになるのは無理だなって思った。

その代わりに、まあ60%くらいでいいかなと思うようになった。

100点満点なんて無理なのでとわかっただけでもよかった。

というか、自分のことを肯定しようとか自分のことを好きになろうという言説が世にあふれすぎていて、それに振り回されている感じが少なからずあったなと思った。

別に、自分のこと好きじゃなくても生きれるんだしよくね??

(という結論にたどり着くと結果として「自分のことを好きじゃない自分を自分で肯定する」という状態になり自然と自分のことがちょっと好きになるというパラドックスが起こっている)

 

なので今回の撮影は、「私は自分に自信がねえ!」という自信をもって、「あまり長尺で顔を映さないでください」「ビデオ加工してください」「照明暗くしてください」という要望をだしてみた。

「自分に自信がない」ということを認めることによりはじめて自分に寄り添った要望を伝えることができた。

なんとなく今までは、あまり要望を出してはいけないと思っていた(撮影のプロに頼んでいるし、撮り方について素人が口を出さないほうがいいかなと思っていた。)

思い切っていろいろ頼んでみたらともまつさんが全部快く対応してくれて本当にありがたかった。

 

ライブ動画のボーカルは顔がいっぱい映るというのはもうさすがに理解しているので、自分との妥協点を探ってみた。

VHS加工はかわいくて好きだし、現代のカメラの高画質に絶対に私の心は耐えられないのでそれもありがたい。

そしてイラミナくんとともまつさんと高木さんの腕のすばらしさで、できあがったのが今回の映像です!!!

めちゃくちゃいいと思います。

メンバーも全員いい感じ。

やっぱり自分のことをすごいいいなって思えるまでにはまだ時間がかかりそうだけど、いつもよりは全然好きかもしれないなと思った。

 

なんか自分のことしか話してないが、結局は自分が好きではない状態って、自分に興味関心がありすぎというか、自己愛が自分に向きすぎている状態なのだろうな

もっと人のこと考えろよ自分のバカ!!という無限ループにはいって今日も1日が終わるみたいな生活をしている。

このような私の悩みは「認知の歪み」という思考パターンからきているらしいですが、そこにまで言及すると長くなりすぎるので、同じようなネガティブ気質の人はググってみてください。

私はいつもなんかやばい思考になってくると「これは認知の歪みっっ!!」と認識しなんとか修正するように努めています。

 

 

そんなに自分が嫌ならもうバンドとかやるなよ・・って思ったかもしれないけど、そんな単純じゃないんです!!!

そう人生は難しいことだらけやるかやらないか、やめるかやめないか、そのような2択では成り立たない複雑なことばかりですね

「SAGOSAID」とかめっちゃ自分好きっぽく名乗ってんじゃねえよ!!って感じだけど自分のネガティブを断ち切るための荒治療みたいなものなんです…絶対にSAGOは存在してますよね?SAGOとしてSAGO以外になれないままね…というつらさが込められています。

 

あと映像に歌詞をつけてみたんだけど、自分の歌詞ってやっぱこういう今書いてきた長文の超凝縮系だなと思うと売れない理由もわかるなと思いました、、

人に向けて書いてない個人世界すぎる

しかし私は人の本音が垣間見えてしまう長文ブログが好きなんです

 

そういえばSpring is coldMVを友達がみてくれて、「さごうってここがかっこいいよね!」って言ってくれたんだけど、そこは、私のコンプレックスで見るたびに嫌だなって思ってた場所だった。

なので、自分の目でみたものや自分の感性は大事だけど、信じ込みすぎないでもっと適当に生きようと思った。

自分にとっては良くなくても、他人にとってはそうではなかったり、その逆やいろんなパターンがたくさんあるのだと思うけど、普段は忘れて生活してしまっている。

そんなことを思い出したりするので、なにかをつくって公開して反応がもらえるって、おもしろいなあと思う。

 

そのようなことの繰り返しで今回も素晴らしい映像になったと思いますのでぜひ!!

なんか文章支離滅裂すぎるな!!

 

カセット売上のクロスへのドネーションどうなったんだよ!と気になっているかもしれませんが、おかげさまでわりと集まってきました!!

もうちょっとカセット売りたいので、気になっている方はぜひ入手してください。

sagosaid.theshop.jp